長野の暮らし

長野生活4年目

第102回日本陸上競技選手権大会

6月22日(金)〜24日(日)で山口県の維新みらいスタジアムで陸上競技の日本最高峰の大会が開催されています。

www.jaaf.or.jp

 

見所は何と言っても男子100m!

男子100m決勝には山縣選手、桐生選手、ケンブリッジ選手、多田選手などそうそうたる面子が揃いました。(昨年覇者のサニブラウン選手は怪我のため今大会は欠場)

誰が勝ってもおかしくない顔ぶれでした。

 

優勝は山縣選手

スタートから勢いよく飛び出し、スタート時についた差を守りきり1位でフィニッシュしました!

記録は10.05(+0.6)の大会タイ記録でした。

レース映像↓

www.youtube.com

予選が10.13(+0.5)、準決勝が10.19(−0.3)で決勝で一番速いタイムを出すところがさすがだと感じました。

何より準決勝のレースでは山縣選手の一番の強みであるスタートに課題があり、納得いくレースではなかったそうです。そこを決勝で修正しての見事なレースでした。

 

ウォーミングアップ〜招集までの様子

今回NHKでは男子100mに合わせて放送していました。

解説者は高平さん(北京オリンピック男子4×100mリレーの銀メダリスト)で、普段はあまり見られない選手のウォーミングアップの姿や招集場所での選手の雰囲気などを解説してくれたので非常に面白かった。

日本代表のリレーでの楽しそうにしている姿とは別で、同じ空間にいても選手同士で会話はなく己の世界に集中している姿が印象的でした。研ぎ澄まされている集中力やレースにかける気持ちが画面を通してピリピリ伝わってきました。

 

試合後のコメント

https://twitter.com/nhk_sports/status/1010497762092244992

山縣選手は昨年の大会では怪我の影響で調整が遅れて6位でした。その結果、ロンドン世界陸上の出場権を逃しました。

また桐生選手に日本人初の9秒台も先を越されたので、相当溜まっていたと思います。悔しさを乗り越えて勝ち取った今回の勝利は、見ている私たちも感動しました。

一方多田選手はレース後に涙を流していたそうです。昨年は順調にタイムを出して注目されていましたが、今シーズンは調子が上がっていません。ただ彼も今自分の走りを世界で戦うために磨き上げている過程だと思うので、今後が楽しみですね。

 

まとめ

ここ数年男子100mのレベルはすごく高くなっています。9秒台の自己ベストを持っている桐生選手ですら3位になるレベルで、優勝した山縣選手はやはり強かった!

ケンブリッジ選手や多田選手はまだ調子が上がりきっていない様子だし、前回大会覇者のサニブラウン選手は今大会を欠場しています。みんながベストな状態で揃ったらどうなるのか想像するだけで、ワクワクします。リレーでは味方ですが、個人ではお互いが良いライバル関係だと思います。お互いに切磋琢磨して2年後にくる東京オリンピックでは全員が9秒台に突入していることを期待しています。

 

ではでは