長野の暮らし

長野生活4年目

運動会で活躍するには

運動会

最近小学校の前を通ると、グランドで運動会の練習をしているのを見る機会が多くなりました。

 

調べてみると長野市は今週末が運動会だそうです。(小学校です)

 

私自身、体を動かすのがものすごく好きだったので、運動会も楽しかった印象がある。

特に一番好きだった種目が、

 

徒競走!(間違いない)

 

親御さん、先生、クラスのみんなの注目を集めるメイン種目といっても過言ではない。

1位でゴールできると最高に嬉しく、最下位でゴールするとめっちゃ悔しい種目。

当然運動会前の体育の授業でも練習がありましたよね。

私自身も少しでも早く走れるようになって、1位でゴールしたいという気持ちで練習したことを覚えています。笑

 

早く走るにはどうしたらいい?

先日ちょうど小学生を対象に早く走るポイントを教える機会があったので、このブログに書きたいと思います。

イベントのことを書いたブログ⬇️

かいぶつのたね

 

まず早く走るために必要なポイントが3つ

①姿勢

通常、小学生が走るときに姿勢を意識することはほとんどないと思います。(みんな本能的に走ってしまうので)

ポイントは走る前のスタート時に姿勢を正すことです。

☆手順

足を肩幅に開いて直立する

おへそより指2本分下にある丹田というところに力を入れます(お腹をキュッとしめる感じ)

お尻の穴を閉じる(お尻をキュッとしめる感じ)

肩の力を抜き、軽く顎を引く。(少し身長が伸びたように感じる)

 

これで基本姿勢が完成です。

 

②重心を前に乗せる

①ができてからいよいよスタートの姿勢に移行します。ここで理論的な話になりますが、「走る」ということは前方に対しての運動であるため、自分の体の重心が前になければなりません。下り坂で走ると重心が嫌でも前に行くので、自然と速く走れるイメージです。

そこで一番難しいのが「スタート」です。皆さん、オリンピックや世界陸上の100mで、スタートしてから低い姿勢で加速している選手の映像を見たことがあると思います。あれはまさに重心を前に倒して、少しでも自分の力を使わず走る「技術」なのです。小学生にはこれほど高度な技術を身につけるのは難しいので、スタート時の姿勢で意識づけすることが効果的です。

 

☆手順

(スタートはだいたいどの運動会でも「位置について・よーい・どん」でおこなうと思いますので、そのつもりで手順をご説明します。)

 

・「位置について」の時

①の基本姿勢を作り、片足を前に出す。(片足は右でも左でも良い。自然に出る方を前に出す)

前に出した足に体重を乗せる(上半身も前傾させる)

イメージ図

 

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前足の膝を大きく曲げすぎると踏ん張りすぎて、スタートの反応が遅れるので注意です。

 

・「よーい」の時

集中!

 

・「どん」の時

前に飛び出す!

 

③腕振りはまっすぐ

腕振りは速く走るために重要なポイントです。特に小学生は走ることに必死になり、横に腕を振るケースが多い印象があります。横に腕を振ってしまうと上半身がぶれて推進力が損なわれてしまいます。

意識してほしいポイントとしては、単純に「まっすぐ腕を振る」ということです。中にはあまり腕を振らずに走ってしまう人もいますが、しっかり振るようにした方が良いです。

 

以上3つのポイントを意識すれば、少しは速く走れるようになると思います。

共通して言えることは早く走るためには、正しいフォームで走ることが大切だということです。

「走る」ということは人間の基本的運動の1つです。いろんなスポーツでも早く走れることがアドバンテージになります。なのでこのポイントは将来的にも応用できると思います。

実際、先日のイベントでは9割くらいの子どもが プログラム後(3つのポイントを教えました)の測定で速く走れました!

非常に即効性があると思いますので、是非試してもらえればと思います。

 

ではでは