長野の暮らし

長野生活4年目

指導することで大事なこと

陸上競技で指導する機会をいただいた。

 

妻とも指導について話をすることが多いが、聞けば聞くほど奥が深いと感じる。

私も以前、大学の陸上部でコーチをしていたので共感することも多い。

 

指導をする上で大事だと思うことをまとめてみた

 

指導をしているとついつい選手の悪いところに目がいってしまう。悪いところばかりを注意して、良いところを見ていない。

悪いところを見ることも大事だが、それより大事なのは良いところを見ること。

しっかり良いところを見つけて素直に褒める。

これで選手は自信をつけるし、何より褒めてもらったポイントはその先も覚えている。

なので良いポイントをその先も伸ばしていこうと思ってもらえるメリットがある。

 

個別に褒めることも褒められた選手はその先も覚えている。

全体を褒めた時より喜びが大きく、自信をつけるメリットがある。

ただし、無理に褒めようとして嘘を言ってしまってはいけない。

あくまで褒める必要があるときに褒める。

頻度が多すぎると効果が薄くなるので、タイミングが重要になる。

 

感情的に怒っても、選手には単純に怒られたという「結果」しか頭に残らない。

しっかり「何が駄目だったのか」を伝えて、改善策を一緒に考えていくスタンスが大切である。

 

結果の要因を言語化することは、選手・指導者ともに大切なこと。結果の要因を説明できないということは、再現性が低いということ。

しっかり言語化できることが、技術や能力の定着に繋がる。

 

自信を持って接すると選手の自信にも繋がる。例えば試合中に選手の調子が悪く不安になってコーチを見ると、コーチ自身も不安そうな顔をしていると、より一層不安になる。

レーニングでも同様にコーチが不安にしていると「本当に大丈夫なのか?」と不安になってしまう。

とにかく自信を持って接することが大切である。

 

自分自身、選手でありながら他の選手を指導する機会があり、非常に勉強になった。

自分の未熟さも感じ、より成長したいと思った。

指導することで一番成長するのは自分自身だと改めて感じたので、メモということでブログに書いてみた。

 

明日は試合!

やってやる!