長野の暮らし

長野生活4年目

引退するってよ!

後輩から競技を「引退する」という連絡があった。

 

LINEでの連絡だった。

本人の意思はもう決まっていて、今シーズンで引退するとのことだった。

5月頃までは良い記録を出せていたけど、その後は怪我もあり、ベストとは遠く離れた結果しか出せていなかったそうだ。

それで気持ちを維持することができずに、この決断になったといういきさつである。

 

その時、私も同じ経験をしたことを思い出した。

前にブログでも書いたけど、私自身ここ数年は記録が低迷しており、正直悔しい思いしかしていない。

何のために陸上競技をやっているかわからなくなった時もある。

自己ベストが出たこと、試合で勝つことなどの喜びが無い状態で続けるのはものすごく辛い。

 

きっと後輩もこういう状況なんだろうなと思った。

自分はどうやって立ち直ったのか?

いろいろ思い出してみた。

 

答えは後輩には伝えなかっが、私が考える立ち直るために必要なことは3つあると思う。

 

①プライドを捨てる

どうしても過去の良かった時の自分と比べてメンタルが傷つくことは多い。「あの時はもっと走れていたのに」「あの時は負けなかったのに」と考えだすと自分の立ち位置が「今」でなくなってしまう。より悪い方向に向かう可能性が高くなるので、余計なプライドを捨てて「今」をしっかり見なくてはならない。

 

②無理にやらない

やりたくない時は無理にやらない方がいい。

嫌々トレーニングしても効果は薄くなってしまう。少し立ち止まって、やりたくなったら思いっきりやる方が良い。

 

③違う視点を入れる

調子が悪い時はついつい視野が狭くなってしまう。そういう時は他の人に頼ってみる。そうすることによって、深刻な状況でも解決策はシンプルだということに気づくことが多い。

 

後輩へは上記の②に沿った内容で返信した。後輩は誰よりも陸上競技が好きなのは私も知っているので、必ず復帰してくれると信じている。

少し立ち止まってみるのも良いと思う。

そこで見えてくることもあるはず。

 

焦らず、じっくりやっていってほしい。

 

一人でも多くの人が陸上競技を楽しんでくれたら、私も嬉しい!

 

改めて自分も頑張らなければと思った1日でした!